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    バイオマス・ニッポンの構築に向けて

    「バイオマス(biomass)」とは、生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、一般的には「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」とされています。「生物由来の有機資源」とは、地球に降り注ぐ太陽のエネルギーを使って、無機物である水(H2O)と二酸化炭素(CO2)から、生物が光合成によって生産した有機物です。この有機資源は、植物及び動物等の生物由来の製品から、それらの生命活動から排出される廃棄物、生ごみ、ふん尿、汚泥等までも含む。「バイオマス」は、私たちのライフサイクルの中で、命と太陽エネルギーがある限り、持続的に再生可能な資源であるといえます。

    また、「バイオマス」は、燃焼、腐敗、発酵等により二酸化炭素を発生しますが、再び光合成を介してバイオマスとして吸収・固定されるため、大気中での炭素循環の収支はプラスマイナスゼロになるという「カーボンニュートラル」な特性を有しています。このため、化石資源由来のエネルギーや製品をバイオマスに代替することにより、地球温暖化ガスである二酸化炭素(CO2)の排出削減に貢献することができます。

    よって、「バイオマス」の利活用の推進は、地球温暖化防止や化石資源の利用削減による持続的に発展可能な社会を形成するための有効な手段として注目されています。

    一般社団法人地域環境資源センター(JARUS)
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