-放流水域に残留塩素等の制限要因がある場合の解決策- |
当センターでは、従来の塩素剤を用いた消毒装置の代替技術として、紫外線(UV)を用いた消毒装置を適用した農業集落排水施設の共同開発(大臣認定)を民間企業と推進しています。 本紫外線消毒装置は、放流先である公共用水域において、残留塩素による影響が危惧される地区での採用が期待される装置で、流水路に紫外線消毒ランプを設置するだけのシンプルな構造です。 これまで、JARUS-ⅩⅣ96型及びJARUS-ⅩⅣG型について、それぞれ平成16年6月に「JARUS-ⅩⅣ96型(紫外線消毒装置付)」、平成17年10月に「JARUS-ⅩⅣG型(紫外線消毒装置付)」の大臣認定を受けています。 この装置は日本下水道事業団の民間開発技術審査証明書を取得しています。 |
● 紫外線消毒装置の概要 |
● 処理フローの変更点 |
項目 | 装置写真、仕様等 |
装置 | |
設置方法 | 開水路浸漬型又は密閉流通型条件 |
性能 | 紫外線透過率60%以上(条件:SS濃度15mg/L以下) |
基本的な構成 | 紫外線消毒装置モジュール、制御監視盤、制御システム、 紫外線照度センサー等 |
その他 | ・ ランプの点灯時間、点灯不良(ランプ切れ)、装置故障等が確認できる構造 ・ 紫外線照度、又は初期照度に対する相対照度等をモニターできる構造 |
● 各紫外線消毒装置の概要 | |||||||||||||||||||||||||
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一般社団法人地域環境資源センター(JARUS)
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