処理対象人口を拡大(10,000人まで)したJARUS-ⅩⅣR型の大臣認定取得について
JARUS-ⅩⅣR型は、平成20年から開発に着手し、実証試験や(一財)日本建築センターにおける浄化槽性能評価試験を経て、平成24年5月に浄化槽の大臣認定を取得しました。その後、設計指針や維持管理マニュアル等を順次整備・発刊してきました。 本ⅩⅣR型は、改築だけでなく新設についても年々採用が進み、現状ではJARUS型の中でも主力の型式となっていますが、処理対象人口が101~6,000人であり、6,001人以上の処理対象人口地区には適用できませんでした。 今後、増加が見込まれる集落排水施設同士の統廃合による大型施設への改築、また新設で6,001人以上の処理対象人口地区への適用のため、旧JARUS-ⅩⅣR型の「浄化槽性能評価書」を基に10,000人まで処理対象人口を拡大して国土交通省へ浄化槽の大臣認定を申請し、平成27年7月15日付で国土交通大臣の認定を取得しました。 この新JARUS-ⅩⅣR型は処理対象人口の拡大の他に、設計値の幅を一部大きくし設計の幅を広げていることから、今後は新JARUS-ⅩⅣR型の適用を行うことといたします。 なお、JARUS-ⅩⅣR型設計指針の設計値の変更については、新旧による正誤表を公表しています。 ◇正誤表(PDF) ◇正誤表一覧 |
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