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農業集落排水施設の普及や市町村合併の促進により、各自治体の管理する施設数が増加し、維持管理費が財政を圧迫し始めているのが現状です。このため、建設費のみならず、維持管理費の縮減が、今後ますます重要視されていくと考えられています。 処理施設における維持管理費の縮減を検討する際には、維持管理費の内訳と費用を整理し、このうち主要な項目についてコスト縮減対策を講じることが効果的です。 一般的に維持管理費の内訳は、汚泥処理・利用費、電気料、技術点検費が大部分を占めています。 処理施設に適用される主要な汚水処理方式である回分式活性汚泥方式(以下「回分式」という。)及び連続流入間欠ばっ気方式(以下「連間式」という。)を事例に、維持管理費の内訳として、各費目が維持管理費に占める割合を調査しました。 |
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● 回分式及び連間式における維持管理費の内訳 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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● 回分式1,000人(供用率100%) | ● 連間式1,000人(供用率100%) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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回分式と連間式、どちらの方式においても、①汚泥処理・利用費、②電気料及び③技術点検費の占める割合が大きく、これらの縮減対策が効果的であると判断できます。 |
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②電気料の内訳に関して、回分式(1,000人)及び連間式(1,000人)における電気料の大きな機器を調査しました。 |
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● 電気料の内訳(回分式、1,000人) | ● 電気料の内訳(連間式、1,000人) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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回分式においては、連続運転となり、かつ所要動力の大きな流量調整槽撹拌機の電気料がばっ気ブロワを上回る点に特徴がありました。 また、連間式では、ばっ気槽におけるばっ気ブロワ及びばっ気撹拌装置の電気料が大きいことが分かりました。 |
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