●室谷(三隅町) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/10 | 28 ha |
推薦項目 | 国土保全 景観 |
推薦理由 | 国土の保全:本地域は地滑り地帯で脆弱な土質であるが、耕作者による畦畔の修復等、地道な維持管理作業により、災害の未然防止が図られている。 景観:町内一の標高を誇る大麻山(599m)より文化遺産である棚田の全域、並びに中国山系が展望でき、また、自然的遺産である天然の巨石群を活かした地域作りが行われており、町内外より観光客が往来する。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 4000 枚 | 水 源 | 河川(渓流含む) |
事業導入 | 有 | 法面構造 | 土羽 | |
開発起源 | 中世(平安~室町) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 69 戸 | 10a当収量 | 420 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.4 ha/戸 40~60 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 棚田米を有機栽培による限定米とし、ブランド化を予定。 転作作物として、広島市場で高値の取引がされている生け花用ツルウメモドキを栽培。 |
特記事項の有無 | 本地域では、平成10年度~平成12年度の3ヶ年の間、棚田地域等緊急保全対策事業を実施している。これにより圃場、畦畔、耕作道、並びに用排水路を整備し、農作業の省力化を図ると共に、新たな地域振興を模索中である。 |
●大井谷の棚田(柿木村) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/6 | 8.2 ha |
推薦項目 | 景観 |
推薦理由 | 景観:大井谷の棚田は約600年前に住み着いた三浦氏によって戦国時代から藩政時代に築かれたと伝えられている。その石積みは多くが乱層積の谷積で大井谷の住民が築いたものである。その石積み棚田の織りなす美しい景観は近年広く知られ、多くの観光客やアマチュアカメラマンが訪れている。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 639 枚 | 水 源 | 河川 |
事業導入 | 無 | 法面構造 | 石積 | |
開発起源 | 近世(戦国~江戸時代) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 18 戸 | 10a当収量 | 451 kg/10a |
戸当り営農規模 | 45.5 ha/戸 記入なし 枚/戸 | |||
高付加価値農業 |
平成10年より大井谷棚田米として自主販売、平成11年度より無農薬有機栽培や減農薬米としての栽培基準を設けて、棚田で栽培された安全でおいしい米としての販売を行う計画である。。 |
特記事項の有無 | なし。 |
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