●中垣内(益田市) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/4 | 6.2 ha |
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維持・保全・利活用状況 |
本棚田は地元農家の努力により、高齢化が進む中においても、保全管理田、耕作放棄地の防止がされ維持されている。 |
推薦項目 | 国土の保全 景観 |
推薦理由 | 国土の保全:急傾斜地帯であり、背後に山と抱えているが、棚田を管理することにより、災害の未然防止に大きな役割を果
たしている。 景観:万葉の歌人、柿本人麿の歌にも出てくる打歌山の中腹にある棚田で、周辺の山とよく調和し、自然な景観を作っている。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 376 枚 | 水 源 | 天水 |
事業導入 | 無 | 法面構造 | 石積 | |
開発起源 | 中世(平安~室町) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 15 戸 | 10a当収量 | 420 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.41 ha/戸 40 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 特になし。 |
特記事項の有無 | なし。 |
●山王寺(大東町) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/8 | 19 ha |
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維持・保全・利活用状況 |
本地区は地すべり地域であるが地すべり防止事業等により営農意欲が高まっており、今後も耕作の継続が見込まれ、維持・保全活動も活発になると思われる。 |
推薦項目 | 国土の保全 |
推薦理由 | 国土の保全:耕作により災害を防ぐ機能を果たしているとともに、水源の涵養の機能も果 たしている。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 200 枚 | 水 源 | 天水・ため池 |
事業導入 | 無 | 法面構造 | 土羽 | |
開発起源 | 近世(戦国~江戸時代 |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 36 戸 | 10a当収量 | 480 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.35 ha/戸 10 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 特になし。 |
特記事項の有無 | なし。 |
●大原新田(横田町) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/8 | 4.9 ha |
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維持・保全・利活用状況 |
本棚田は、開墾当初より地形上用水が十分に賄うことができないため金川地区より全長約2kmにおよぶ水路を作り、それにより用水を確保している。 本地区の関係者は、年数回にわたる水路の泥上げ及び管理道の整備を行っている。また、水路が山中を通 っているため日々の見回りを行い維持管理に努めている。 |
推薦項目 | 景観 |
推薦理由 | 景観:本地区は、大馬木の代表的な景観の一つであり、地区住民から親しまれている。たた、土地改良事業の導入も無く、開墾当初の地形をそのまま受け継いできている。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 38 枚 | 水 源 | 河川(渓流を含む) |
事業導入 | 無 | 法面構造 | 土羽 | |
開発起源 | 中世(平安~室町)頃 |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 6 戸 | 10a当収量 | 460 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.8 ha/戸 6 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 特になし。 |
特記事項の有無 | なし。 |
●神谷(羽須美村) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/10 | 12 ha |
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維持・保全・利活用状況 |
本棚田は、羽須美村の指導の下に地元神谷集落が中心となって耕作されている。 棚田の営農、水路等の管理について、集落内の農業者のみならず非営農者も含めた保全活動がされており、今後も耕作の継続が見込まれる。しかしながら、羽須美村、特に当集落はいちじるしい高齢化にあるため、耕作形態並びに保全活動について慎重な検討が必要である。 |
推薦項目 | 国土の保全 景観 |
推薦理由 | 国土の保全:本地域は地滑り地帯であるが、耕作や日々の見回りにより災害の未然防止に大きな役割を果
たしている。 羽須美村中心部の上流にあり、洪水防止効果が村内で広く認められ、村民から重要な棚田として認識されている。 景観:熟練された石組工法と周辺の野山がかもし出す秀逸な景観は、無くなりつつある田舎の原風景そのものである。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 128 枚 | 水 源 | 河川(渓流含む) |
事業導入 | 無 | 法面構造 | 石積 | |
開発起源 | 近世(戦国~江戸時代) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 15 戸 | 10a当収量 | 420 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.4 ha/戸 9 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 特になし。 |
特記事項の有無 | なし。 |
●都川(旭町) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/10 | 6.7 ha |
推薦項目 | 国土の保全 景観 |
推薦理由 | 国土の保全:本地域の棚田は、耕作者による畦畔の修復等、地道な維持管理作業により災害の未然防止が図られている。 また、一級河川谷川の沿線に位置し、流域内の降雨を貯留することにより洪水防止機能を果 たしている。 景観:県道から展望できる石垣群は周囲の山林を背景に整然と佇んでおり、古城跡のごとく荘厳な雰囲気を漂わせている。ここを訪れる人々は、やまあい農業の歴史に思いを馳せ、山林と調和した優美な景観に自然との共生を感じている。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 200 枚 | 水 源 | 河川(渓流含む) |
事業導入 | 無 | 法面構造 | 石積 | |
開発起源 | 中世(平安~室町) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 10 戸 | 10a当収量 | 440 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.6 ha/戸 20~30 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 棚田米を有機栽培による限定米とし、ブランド化を予定
。 転作作目として枝物(梅、茗荷)を栽培。 |
特記事項の有無 | なし。 |
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