●大開の棚田(高柳町) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/6 | 12.0 ha |
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維持・保全・利活用状況 |
・農道の傾斜を緩やかにするために、ほ場が菱形に区画されている。 ・地区にある茅葺きの家は宿泊施設として整備され、地元の人たちの運営により都市住民との交流に活用されている。 ・地区内の用水路には蛍が生育し、時期になると近隣の町からも蛍狩りに訪れる。 |
推薦項目 | 国土保全 景観 |
推薦理由 | 国土保全:平成7年の災害で法面が崩壊したが、復旧し稲作が続けられている。 景観:棚田でとれる米は、はさ掛けにして「はさ掛け米」のブランドで販売され好評である。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 52 枚 | 水 源 | 河川 |
事業導入 | 有 | 法面構造 | 土羽 | |
開発起源 | 近代(明治~昭和20年代) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 12 戸 | 10a当収量 | 420 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.6 ha/戸 4 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 有機栽培が1/3、源農薬が2/3 |
特記事項の有無 | ・住民活動が盛んに行われており、町内各集落のリーダー的存在となっている。 ・地域資源(茅葺きのいえ・棚田・自然環境)を有効に活用し、都市住民との交流を積極 的に行っている。 ・昔ながらの鳥追いの行事が今も行われ、伝統文化の継承にも積極的である。 |
●北五百川の棚田(下田村) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/20 | 9.5 ha |
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維持・保全・利活用状況 |
・地理的に区画整理ができないため、小型機械や人力による営農状況にあるなか、除草や水管理が良好に行われている。 ・近隣に設置される温泉保養施設・キャンプ場を保管する区域として位置づけ、都市住民との交流を基に地域の活性化を図る。 |
推薦項目 | 国土保全 景観 |
推薦理由 | 国土保全:急傾斜のため、放棄されれば土砂災害が下流農地や人家に及ぼす影響は甚大である。棚田の保水機能はそれらを防止する役割を果
たしている。 景観:棚田の風景は美しく、他の村内の景観とともに「水と緑と文化の里 活き活き下田村」のイメージに大きく貢献している。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 280 枚 | 水 源 | 河川 |
事業導入 | 有 | 法面構造 | 土羽 | |
開発起源 | 不明 |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 63 戸 | 10a当収量 | 420 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.15 ha/戸 4 枚/戸 | |||
高付加価値農業 |
特になし。 |
特記事項の有無 | ・三条市より車で30分程度の所に位置し、県中央地区の手頃な観光地になることが見込
まれる。 ・隣接している河川公園・村営温泉保養施設・オートキャンプ場が設置され、また国道289号線は将来、福島と結ばれるなど多くの観光客が見込まれ、美しい棚田の風景を満喫してもらいたい。 ・北五百川地区は栗ヶ岳の裾野に位置し、守門岳をはじめとする遠くの山々と人家が美しい棚田ととけ込みあい自然と人間のほのぼのとした共存が実感できる。 |
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