●横尾(岩美町) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/16 | 25 ha |
推薦項目 | 景観 |
推薦理由 | 景観:江戸時代中期に開墾されたこの棚田は、水を湛え田植えを終えた頃にはその形状は一段と美しく、訪れる人々の心を和ませる風景となっている。田植えを終えた春にはきらきらと輝き、秋には黄金色に輝いている。周辺の集落と緑の山林がやさしく包むこの棚田の風景は日本人の持つふるさとの原風景を思い起こさせる美しい風景である。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 500 枚 | 水 源 | 河川 |
事業導入 | 無 | 法面構造 | 土羽 石積 | |
開発起源 | 近世(戦国~江戸時代) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 56 戸 | 10a当収量 | 460 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.145 ha/戸 3.5 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 棚田保全活動をきっかけに、棚田オーナー制等の検討を本年度行うことにしている。 |
特記事項の有無 | 県では、棚田保全活動を積極的に支援していくため、平成10年9月に「棚田ファンクラブ」を全国に先駆け設立し(現在会員数293名)、棚田保全活動を通 して、創意工夫により集落活性化を図ろうとする集落に対して、都市住民等から募集した「棚田保全ボランティア隊」の派遣を開始したところである。本地区は派遣地区であり、積極的な集落である。 |
●つく米(若桜町) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/5 | 4.36 ha |
推薦項目 | 景観 |
推薦理由 | 景観:農地の少ない標高の高い山地で切り開かれた棚田は、氷ノ山の上から眺めるとその形状は美しく、氷ノ山を訪れる人々の心を和ませる風景となっている。明治以前に開墾されたこの棚田は、先人たちの労苦により下流の谷から運び上げた雑石により積まれたものであり、一度崩壊すれば決して復元できないようなみごとな石積みが施されている。昨年10月に耕作放棄地の草刈り作業を行ったところ今まで隠れていて見ることのできなかった石積みが現れ、先人の苦労が偲ばれた。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 100 枚 | 水 源 | 河川(渓流含む) |
事業導入 | 有 | 法面構造 | 土羽・石積 | |
開発起源 | 近世(戦国~江戸時代) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 18 戸 | 10a当収量 | 210 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.28 ha/戸 6 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 国定公園氷ノ山ふれあいの里を訪れる人々との交流を深めるため、高地にある棚田を活かして高冷地野菜、景観作物、ハーブ等の栽培の導入による体験農園の整備を検討している。 |
特記事項の有無 | 県では、棚田保全活動を積極的に支援していくため、平成10年9月に「棚田ファンクラブ」を全国に先駆け設立し(現在会員数293名)、棚田保全活動を通 して、創意工夫により集落活性化を図ろうとする集落に対して、都市住民等から募集した「棚田保全ボランティア隊」の派遣を開始したところである。本地区は派遣地区であり、積極的な集落である。 |