●正ヶ洞(白鳥町) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/6 | 2.7 ha |
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維持・保全・利活用状況 |
本地区は、白鳥町前谷地区の通 称正ヶ洞地区で傾斜が1/6と大変厳しい、状況下で、ありながら祖先が開発した農地を昔ながらのまま引き継いでいる。 また、前谷地区から石徹白地区への旧道が通っていて、現在は歴史街道として保存され四季折々の風景に写 し出される棚田に素朴さと哀愁を感じさせます。 |
推薦項目 | 国土保全 景観 |
推薦理由 | 国土保全:長良川水系前谷川の上流で分水嶺に近く洪水防止効果
により下流地域の住民に安心感を与えているとともに、災害の未然防止に大きな役割を果
たしている。 景観:周辺の山々との調和がとれている。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 24 枚 | 水 源 | 河川(渓流含む) |
事業導入 | 無 | 法面構造 | 石積 | |
開発起源 | 近世(戦国、江戸時代) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 10 戸 | 10a当収量 | 420 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.27 ha/戸 2.4 枚/戸 | |||
高付加価値農業 |
生け花用花弁類。 |
特記事項の有無 | なし。 |
●上代田(八百津町) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/6 |
5.0 ha |
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維持・保全・利活用状況 |
・集落が本棚田を取り囲むように形成され、集落の各戸が自給程度の米或いは野菜を収穫している。 ・耕作地を放棄して隣接地に迷惑をかけられないとの田舎特有の意識から、耕作地の丹念な管理保全が行われている。 ・遠隔地の老夫婦が余暇の楽しみに転作野菜の栽培に取り組んでいるという新しい傾向も見られる。 |
推薦項目 | 景観 |
推薦理由 | 国土保全:当該棚田付近は、土砂流危険渓流箇所及びその中心を流下する代田川の両側は砂防指定地の指定を受けているが、当該棚田は降雨による出水を一時的に貯留する洪水調節ダムとしても重要な役割をになっている。 景観:花崗岩帯にある当地区は、そこから発生する岩石を丹念に積み上げ、幾枚もの棚田が造られている。 集落がその棚田を取り囲むように形成されたその景観は、閑かな山里を演出している。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 123 枚 | 水 源 | 河川 |
事業導入 | 無 | 法面構造 | 石積 | |
開発起源 | 不明(記録なし) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 11 戸 | 10a当収量 | 450 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.45 ha/戸 11 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 特になし。 |
特記事項の有無 | なし。 |
●坂折棚田(恵那市) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/7 | 14.0 ha |
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維持・保全・利活用状況 |
地形上の耕作条件の悪さ、農業就業者の高齢化、生産調整等の要因により、全耕地面
積の約27%が耕作放棄地となっている。このため、景観に配慮した圃場整備事業や棚田保全事業等を導入し、営農労力の軽減、農作業の安全確保等を期待している。 棚田の景観保全と営農上の観点等を含め、整備の実施には学識経験者を」交え、今後の坂折集落活性化への検討を計画している。 |
推薦項目 | 景観 |
推薦理由 | 国土保全:急峻な地形に位置しているが、土砂崩壊・洪水流量
の増大による災害防止や地域環境の保全、水資源のかん養等の役割を果たしている。 景観:本棚田は、1/7~1/4の急傾斜に築かれた石積み棚田で、その80段以上ある棚田の景観は恵那市の名所の一つとなっている。 伝統・文化の維持保全:棚田の石積みには、巨石や“水抜き”と呼ばれる石を組み合わせた暗渠を含み、当時の石組技術の水準の高さが忍ばれる。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 468 枚 | 水 源 | 河川(渓流含む)、湧き水 |
事業導入 | 有 | 法面構造 | 石積 | |
開発起源 | 近世(戦国~江戸時代) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 35 戸 | 10a当収量 | 450 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.4 ha/戸 13 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 特になし。 |
特記事項の有無 | なし。 |
●田頃家(上宝町) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/7 | 1.2 ha |
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維持・保全・利活用状況 |
水田利用から、今日の山椒の栽培と作目は変わっているが、石垣の維持管理を考えると有効である。 以前から山椒の栽培を手がけているが、収穫時期以外は比較的手間が係らず、省力化には有望な作目であり、遊休地等を利用すれば農地保全にも有効である。 |
推薦項目 | 景観 |
推薦理由 | 景観:周辺に点在する石を利用した造られた石垣は、人工の美に優れ周辺の山々とよく調和している。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 47 枚 | 水 源 | 河川 |
事業導入 | 有 | 法面構造 | 石積 | |
開発起源 | 近代(明治~昭和20年) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 17 戸 | 10a当収量 | 300 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.07 ha/戸 3 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 実山椒は山岳高冷地という立地条件を生かして栽培され、高品質で市場での評判も高い。 |
特記事項の有無 | なし。 |
●ナカイ田(久々野町) |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/7 | 2.1 ha |
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維持・保全・利活用状況 |
本町小坊地区に所在し、地元営農者による耕作が行われている。 棚田法面、水路等の維持管理は、地元営農者により行われている。 |
推薦項目 | 国土保全 景観 |
推薦理由 | 国土保全:すぐ上流には砂防堰堤があり、本棚田も土砂災害を未然に防ぐ役割の一翼を担っている。 景観:本町を縦断する一般国道41号線、JR東海高山本線からも見ることができ、上流側にある果 樹園へ行く際、棚田の横を通行するため眺めも良い。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 43 枚 | 水 源 | 河川(渓流含む) |
事業導入 | 有 | 法面構造 | 土羽 | |
開発起源 | その他(不明) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 13 戸 | 10a当収量 | 465 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.2 ha/戸 3.3 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 特になし。 |
特記事項の有無 | なし。 |