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平成19年8月8日 |
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新潟県中越沖地震の被災地への災害応援について − 「農業集落排水施設災害対策応援に関する協定」に基づく応援 − |
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社団法人地域資源循環技術センター(JARUS)は、平成19年7月16日10時13分頃発生した「新潟県中越沖地震」に対し、7月16日12時に対策本部を立ち上げ、会員市町村の農業集落排水施設の被災状況を把握に努めていたところ、被災した市町(柏崎市及び出雲崎町)より「農業集落排水施設災害対策応援に関する協定」に基づき、事務局であるJARUSに、派遣要請がなされました。 協定に基づき、7月17日16時に中央応援本部が設置され、第1回中央応援本部会議が開催されました。同会議では、被害の甚大性にかんがみ、引き続き情報収集に努めることが確認されるとともに、応援部隊を編成し、現地に派遣することが決定されました。 これを受け、翌18日にはJARUSから先遣隊として職員を現地に派遣し情報収集及び緊急調査に着手しました。同時に、協定に参加している市町村等への応援要請を行い、派遣に応じていただいた市町村や各県土地改良事業団体連合会(土地連)からの応援部隊が、JARUSからの追加派遣者とともに21日から順次現地入りしています。 応援部隊は、管路施設及び処理施設の被災状況の確認や復旧に向けた一次調査を8月4日に終了し、現在は災害査定設計書の作成支援を行っています。 ・7月22日の週 埼玉県深谷市、長野県富士見町、福島県白河市、岩手県奥州市、福井県高浜町、 群馬県沼田市、千葉県土地連、宮城県土地連、福島県土地連、JARUS ・7月29日の週 埼玉県騎西町、新潟県新発田市、新潟県阿賀野市、長野県富士見町、岩手県奥州市、 千葉県香取市、秋田県にかほ市、岐阜県可児市、千葉県土地連、山形県土地連、 JARUS ・8月5日の週 埼玉県宮代町、秋田県土地連、JARUS ・8月12日の週(予定) 富山県氷見市、群馬県太田市、長野県駒ヶ根市、三重県いなべ市、 埼玉県加須市、JARUS
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マンホールの浮上高を測定(柏崎市中川地区<平成19年7月20日>) |
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管路埋設部の道路陥没、地割れの状況(柏崎市中川地区<平成19年7月21日>) |
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マンホールの浮上高を測定(柏崎市別山北部地区<平成19年7月26日>) |
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マンホール内汚水滞水状況 ![]() |