HOME > JARUSの活動 > 農業集落排水事業関連 > 低コスト化技術 > 低コスト化技術の導入促進に向けた技術資料 > ばっ気撹拌装置の簡素化による縮減
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浮遊生物法における生物反応槽には、槽内の微生物に酸素を供給するとともに流入汚水と活性汚泥を十分に接触させるために、ばっ気及び撹拌を行うための装置が必要です。 生物反応槽のばっ気及び撹拌を行うための装置としては、従来は一体型装置(以下「ばっ気撹拌装置」という。)が多く採用されてきました。 本技術では生物反応槽のばっ気と撹拌を、ばっ気撹拌装置で行う代わりに、微細気泡散気装置と機械式撹拌装置(水中ミキサー)を併用したもので行うことにより、コスト縮減を図るものです。 |
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● 生物反応槽のばっ気と撹拌を行う装置 | |
従来は、ばっ気撹拌装置を採用する地区がほとんどでしたが、ばっ気撹拌装置は所要動力が大きく維持管理費(電力使用料)が高額であること、かつ補修費が高額であることが課題とされています。また、ばっ気撹拌装置の予備機がない場合は、ばっ気撹拌装置のオーバーホール期間中の運転方法についても検討しなければなりません。 ばっ気撹拌装置の代わりに、酸素溶解効率の高い微細気泡散気装置と水中ミキサーを併用した方式を採用することにより、ばっ気ブロワの動力を縮小させ、維持管理費(電力使用料)を縮減させることが可能でとなります。さらに、ばっ気撹拌装置と比較して、微細気泡散気装置と水中ミキサーの補修費が安価であることから、補修費も縮減させることが可能となります。 |