農業集落排水事業は、昭和58年度の事業創設以来、平成24年度までの採択地区は5,300地区を超えており、今後の整備予定地区は、地形条件が悪い中山間地域等の小規模集落が多くなると見込まれます。また市町村の財政状況は依然として厳しく、農業集落排水施設の整備に当たっては更なる効率化・低コスト化を図る必要があります。
このため、一般社団法人地域資源循環技術センター(JARUS)では、農業集落排水施設の整備促進を図るために、各種低コスト化技術の導入促進に努めております。
今回、農業集落排水施設においてより低コストな技術を導入するために、土地改良事業団体連合会の協力を得て、「低コスト化技術の導入促進に向けた技術資料」を取りまとめました。
これらを今後の設計、施工及び維持管理時の一助にしていただき、積極的に採用していただければ幸いです。 |
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