銅賞 かかしとふれあい 山田 益夫 
[選評]
都市の近郊にある農村の情景なのでしょう。田圃の向こうに団地のような建物が見えます。並んで立っている案山子のデザインや、見物する人達の雰囲気も都会風です。都市化進みつつある日本の農村のありようが、表現されているのが魅力です。逆光の柔らかな光を生かしたひろがりのある画面には、さわやかな秋の空気感までが伝わってきます。画面の手前にいる子供が、案山子に触れた一瞬をとらえたことが成功しています。。
(長野重一)



今年は9月14日から30日まで田んぼのあぜ道にふる着などをまとった約50体のかかしが勢揃い、そのユニークさを競い、表彰される。地域の活性化と親睦を兼ねて毎年行われています。
(撮影者)
撮影場所:神奈川県 海老名市 海老名中新田