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一般社団法人 地域環境資源センター
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平成27年度「田んぼの学校」指導者養成研修in滋賀 開催報告


 毎年「田んぼの学校」活動団体等のフィールドにて開催している「田んぼの学校」指導者養成研修を、今年度は6月12日・13日に滋賀県野洲市須原「せせらぎの郷」にて開催いたしました。
 この研修では、「田んぼの学校」を実施する際に必要な知識と視点を学び、実際に活動している先進地の事例などを通じて、地域資源を活かした取り組みを企画・調整する人材を養成することをねらいとしています。
 参加者は19名。北は宮城県から南は沖縄県より、田んぼ周りの環境をフィールドにして生きもの調査などの自然体験活動を実施している方や農地・水保全活動にて地域振興に取り組む方々がお集まりくださいました。
 
 今回の研修では、「せせらぎの郷」が取り組んでいる「魚のゆりかご水田」(水田魚道を設置したり、魚に優しい農業に取り組んだりして、人と生き物が安心して暮らせる田んぼの環境を取り戻すプロジェクト)を題材に、「地域資源の活かし方」や「様々な人との連携」「組織運営に役立つ視点」などを学びました。カリキュラムでは、「せせらぎの郷」の取り組みを知ることの他に、実際に生き物調査を体験し専門家(今回は県立琵琶湖博物館の学芸員)と連携して調査を行う意味について実感し、体験活動を実施する際に必要な安全管理、体験プログラムの作り方、伝え方の技術などいずれも活動を取り組む際に必要な知識を講義と体験学習にてお伝えしました。
 
 参加者からは、「人前で説明を行う際の技術等大変勉強になった。もっと学びたいと思った。」「生き物調査の方法や専門家に来てもらう意味がわかった」「自分自身のやる気を引き出せた」など意欲的な感想が多く寄せられました。また、2日間の研修を通して参加者同士の交流が深まり活発に情報交換する姿が見られました。
 協力してくださった「せせらぎの郷」の皆様、講師の方々、参加者の皆様に深く感謝申し上げます。



せせらぎの郷の水田魚道 専門家による生き物の解説

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