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一般社団法人 地域環境資源センター
TEL:03-3432-5295 FAX:03-3432-0743

水田魚道指導者全国研修会を開催(熊本市)


 去る平成27年7月22〜23日に熊本市において、(一社)地域環境資源センター、熊本県、熊本県土地改良事業団体連合会共催の水田魚道設置指導者全国研修会を開催しました。

 1日目は当センター及び熊本県の挨拶のあと、日本文理大学の杉浦嘉雄教授から「生物多様性を重視したほ場」について、『ナマズの学校』の三塚牧夫事務局長から「水田魚道の開発・普及と波付U型、丸型の設置方法と管理」について、『メダカ里親の会』の中茎元一事務局長から「水田魚道の普及」について講義が行われました。2日目は現地研修として、熊本市天明土地改良区内の水田において水田魚道を設置しました。
 
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 本研修会は今回で3回目であり、研修参加者13名の所属は、県、市町、土地改良区、NPO法人、最高齢者は77歳、最年少者は19歳と様々な方々にご参加いただきました。現地研修当日は台風の影響が心配されましたが、晴天の中、予定どおり開催することができました。

 当センターの調査によると、各県の水田魚道に対する取組状況は様々のようです。
 水田魚道の設置は、多面的機能支払い制度等を活用した地域住民の直接施工には丁度良い規模であると考えられます。水田魚道は、生物が増える効果に加えて、施設の設置や生物の継続的な観察を通じて、世代を超えた地域の人達のつながりを深めることができます。さらに、これを手がかりに周辺住民や学生・研究者等のサポータを巻き込んだ生物多様性の保全や地域づくりに発展していく可能性があることから、水田魚道が全国の水田集落に拡がることが期待されます。

 水田魚道に関する資料提供や研修会の開催を希望される方は、(一社)地域環境資源センター農村環境部までお問い合わせください。

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