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平成24年度農業集落排水施設に係る新技術普及研究会
九州・沖縄ブロック会議・研修会開催 報告


平成24年9月24日
(社)地域環境資源センター


 平成24年9月20日(木)、宮崎県土地改良事業団体連合会(宮崎県宮崎市)にて、土地改良事業団体連合会九州協議会と地域環境資源センター(JARUS)との共催により、九州・沖縄ブロック管内の県、県土地改良事業団体連合会、市町の集落排水担当者等62名出席の下、平成24年度農業集落排水施設に係る新技術普及研究会(九州・沖縄ブロック会議・研修会)を開催しました。来賓として、農林水産省九州農政局整備部地域整備課 白石課長他1名のご出席を頂き、農業集落排水事業の展開方向等について説明を頂きました。当センターからは宮崎集落排水部長他2名が出席し、農業集落排水事業を巡る近年の動向、農業集落排水施設の維持管理の概要、JARUSが取り組んでいる省エネ技術(省エネ運転及び省エネ機器)の実証調査の概要、農業集落排水施設のストックマネジメント、機能強化及び切替改築に適した新たな処理方式の概要について説明を行いました。。
 ブロック会議では、農業集落排水施設を管理している宮崎県内市町を対象に実施したアンケート調査結果について説明を行い、農業集落排水施設の管理上の課題、管理施設の計画的な更新整備や維持管理費低減のための取り組み状況等について参加者と意見交換を行いました。

1. ブロック会議での参加者からの主な意見
機械設備は老朽化しているが、予算がなく計画的な整備ができない状況である。
市町村合併後、一体的な管理を行っているが、施設台帳が整備されていない施設もある。
施設は老朽化しているが、維持管理費が年間5%程度削減されており、公共下水道と統合すべきとの意見がある。
機械設備はオーバーホールなどの対応をしているが、更新の必要性など判断しかねるところがある。
(機能強化事業で)施設を更新する際は、監視システムの整備にも取り組んでいきたい。
包括的民間委託により人件費を削減しているが、管理主体としての人材育成が課題と考えている。

【九州・沖縄ブロック会議・研修会次第】(PDF)


会議全体風景 九州農政局 白石地域整備課長

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