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平成24年度農業集落排水施設に係る新技術普及研究会
北陸ブロック会議・研修会開催 報告


平成24年7月23日
(社)地域環境資源センター


 平成24年7月19日(木)、金沢勤労者プラザ(石川県金沢市)にて、石川県土地改良事業団体連合会と地域環境資源センター(JARUS)との共催により、北陸ブロック管内の県、県土地改良事業団体連合会、市町の集落排水担当者等50名出席の下、平成24年度農業集落排水施設に係る新技術普及研究会(北陸ブロック会議・研修会)を開催しました。来賓として、農林水産省北陸農政局整備部地域整備課 島課長他2名のご出席を頂き、農業集落排水事業の展開方向等について説明を頂きました。当センターからは宮崎集落排水部長他2名が出席し、農業集落排水事業を巡る近年の動向やJARUSが取り組んでいる省エネ技術(省エネ運転及び省エネ機器)の実証調査の概要、農業集落排水施設のストックマネジメント、機能強化及び切替改築に適した新たな処理方式の概要について説明を行いました。
 ブロック会議では、農業集落排水施設を管理している石川県内市町を対象に実施したアンケート調査結果について説明を行い、農業集落排水施設の管理上の課題、管理施設の計画的な更新整備や維持管理費低減のための取り組み状況等について参加者と意見交換を行いました。

1. ブロック会議での参加者からの主な意見
近年、想定外の機器の故障等が頻発しており、維持管理に苦慮している。
老朽化でブロワ3台のうち1台が故障し、騙し騙し使っている状況。維持管理費節減以前の問題。
本年度中に最適整備構想を策定し、今後の年次計画をたて計画的に整備を進めていきたい。
市町村合併により管理施設数が増え、現在、維持管理費の低減と効率化を目的に公共下水道への接続等を検討中であり、その後に機能診断調査を実施する予定である。
現在、放流水の処理水質の管理のみを契約条件とした性能発注方式による包括的民間委託を実施中であるが、電気代が30%程度節減されている。

【北陸ブロック会議・研修会次第】(PDF)


会議全体風景 北陸農政局 島地域整備課長

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