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集落排水事業関連

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 当センターは、会員から要望が高かった、供用中の農業集落排水施設のコンクリートの防食被覆に関する技術についてその工法の耐久性に係る実証試験を平成5年度から平成16年度にかけて行い、これらの結果を踏まえ、防食被覆工法の設計・施工の手引き等や、コンクリートの劣化の点検・診断及び補修のための手引きを取りまとめてきました。
 この度、「農業集落排水施設のコンクリート防食設計・施行の手引き(設計編・施工編)」及び「農業集落排水施設のコンクリート劣化点検・診断・補修の手引き(案)」を一本化し、令和2年8月に「農業集落排水施設コンクリート防食の手引き」を発行しています。
 これまで行ってきた実証試験は、防食被覆を施した供試体を実施設で10年間浸漬することによる現地浸漬試験や、接着力等の適正を評価する室内試験等を行ったものであり、特に、現地浸潰試験は、体系的かつ長期的に行われたものとして汚水処理分野では数少ない実証試験の一つです。
 また、この成果については、平成17年6月に『農業集落排水施設のコンクリート防食に関する耐久性実証試験報告書』として取りまとめており、その内容はコンクリートの腐食実態調査及び耐久性実証試験の結果を整理するとともに、防食被覆工法について耐久性を評価したものとなっています。本報告書は、塗布ライニング工法の耐久性に関する基礎資料として、コンクリート防食の設計・施工の参考となるものです。



 ■ 農業集落排水施設コンクリート防食の手引き


 ■ 農業集落排水施設のコンクリート防食に関する耐久性実証試験報告書

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