窒素モニタリングブロワ制御ユニット

■　製品の特色

①	窒素モニターの仕様は低濃度測定に適正 (測定項目NH₄-N・NO_X-N、測定範囲0～20mg/L、校正濃度0～10mg/L)
②	ばっ気槽から膜ろ過サンプリングされた水の測定が行われるため、低濃度測定の精度が高い
③	窒素モニター及びサンプリング装置をユニット化し、省スペース
④	JARUS-ⅩⅣ_G施設で試験実積のある省エネ型ばっ気時間制御が適用可能
⑤	ばっ気時間制御により処理水質を安定させた上での省エネ化

■　性能・規格

構成機器：	窒素モニタリングブロワ制御ユニット (W1,450×H1,600×D470；架台含)
	(a)窒素モニター(W600×H1,200×D470) 　・NH₄計　・NO_X計　・電子冷熱装置
	(b)サンプリング装置(W800×H600×D400) 　・膜分離槽　・水中ポンプ　・MF膜( (株)クボタ製膜の使用方法に準じる) 　・吸引ポンプ(チューブポンプを推奨) 　・ブロワ　・電動三方弁(交互モニタリング用) 　・ユニット制御盤
	ばっ気槽ブロワ制御盤
	・PLC(Programmable Logic Controller)
制御ユニットのフロー概略図：

測定項目 (原理)：	NH₄-N(アルカリ注入ガス置換吸収導電率検出方式) NO_X-N(2 波長紫外線吸光光度法)
測定範囲：	0.0～20.0mg/L
測定間隔：	5、10、30、60分の任意設定(NH₄計) 連続測定(NO_X計)
校正濃度：	ゼロ及び10mg/Lスパン校正
繰り返し性：	標準液にて±5％以内(FS)
使用薬品：	0.002N 硫酸キャリア(0.2mL/min) 0.1N 苛性ソーダ(0.2mL/minを5minごとに約1min注入)(NH₄計) (NO_X計は無試薬)
窒素モニターの流路図：

■　使用上の留意点

①	排水の種類によっては本制御ユニットとの適合性を確認させていただくことがあります。
②	サンプル水及び試薬への気泡やSSの混入は避けて下さい。正確な測定値が得られないことがあります。
③	サンプリング装置のメンテナンスは、MF平膜の管理方法に準じて行ってください。
④	使用条件や排水の種類によっては、ポンプ流量等の調整を行う必要があります。
⑤	測定値の精度維持のためアース接続は必ず行ってください。

■　定期点検内容

窒素モニター
①	１回／月　・窒素モニターの手動校正　・NH₄計の試薬補充　・流路の漏れや汚れの確認（汚れに応じて洗浄）
②	１回／年　・ポンプチューブの交換　・機器点検、交換
③	その他　・窒素モニターの校正は週1回程度を推奨　・NH₄計:ガス膜の交換（約1～3か月）　・NO_X計:D2ランプの交換（約3～6ヵ月）

サンプリング装置
①	１回／月　・吸引ポンプチューブの交換　・膜の汚れの確認（汚れに応じて洗浄）
②	１回／年　・膜の薬液洗浄　・機器点検、交換
③	その他

■　ＨＰアドレス

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■　本社住所

〒371-0844
群馬県前橋市古市町１１８
TEL 027-290-1800
FAX 027-290-1896

■　製品担当部署（問い合わせ先）

担当部署名（住所）
　大和環境技術研究所　技術研究課
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