農村環境事業関連

農村環境部

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全6件 01 / 02

●鬼木棚田(波佐見町)


基 礎 諸 元 平均勾配 団地面積
1/6 50 ha



維持・保全・利活用状況
本棚田地区は、行政や地区営農組合の連携の下に、農地の有効利用が図られ耕作放棄地等は極めて少ない。
農産物は、米・お茶を基盤に近年地域特産加工品として、味噌等を地域活性化の一つとして、日々需要枠の拡大に努め、地域活性化の一役を担っている。
行政支援を下に、農道、農地の整備が棚田事業の一つとして実施され、耕作の継続に一役を担っている。

推薦項目  国土の保全     景観
推薦理由 国土の保全:本町の南部に位置し、中山岳地からの大雨防災の効果 に極めて重要な役割をなしている。

景観:本町の主要産業である焼き物の中尾山と隣接し、本地域が持つ景勝奇岩の環境は、ふるさと志向の時代とマッチした焼き物の観光との相乗効果 に、今後期待がもたれる。

棚 田 の 概 況 枚 数 700 枚 水 源 河川(渓流含む)
事業導入 法面構造 石積
開発起源 中世(平安〜室町)
営 農 の 状 況 対象農家数 52   戸 10a当収量 400 kg/10a
戸当り営農規模 0.41 ha/戸        15 枚/戸
高付加価値農業 農産物加工販売(味噌他)
特記事項の有無 なし。



●土谷棚田(福島町)


基 礎 諸 元 平均勾配 団地面積
1/4 10 ha



維持・保全・利活用状況
本棚田は、地元の土谷地区が中心となって耕作されており、耕作放棄地もほとんど見られない。

推薦項目  景観
推薦理由 景観:福島町の棚田と夕陽、海、点在する島とのコントラストは、プロ、アマ問わず写 真家には有名である。

棚 田 の 概 況 枚 数 400 枚 水 源 ため池
事業導入 法面構造 石積
開発起源 近代(明治〜昭和20年)
営 農 の 状 況 対象農家数 40   戸 10a当収量 300 kg/10a
戸当り営農規模 0.4 ha/戸        3 枚/戸
高付加価値農業 特になし。
特記事項の有無 なし。



●日向の棚田(川棚町)


基 礎 諸 元 平均勾配 団地面積
1/15 6 ha



維持・保全・利活用状況
本棚田は、本町の北東部に位 置し、典型的な棚田を有する中山間地域である。地区には特別な営農組織はないものの、先祖代々からの土地に対する愛着心及び水田耕作等に対する営農意欲は高く、耕作放棄地は比較的少ない地区である。農産物は地域振興策として、地元特産物を利用した加工所の設置により、名称虚空蔵生産グループが組織されコンニャク、漬け物、そば等の加工品が製造され、現在製品のブランド化を目指しているところである。棚田の営農、水路の管理等については、それぞれの関係地区単位 で管理しているところであるが、今後は地域一帯となった棚田保全協議会等を組織し、保全活動を展開していきたいと考えている。

推薦項目  国土の保全     景観
推薦理由 国土の保全:本地域の棚田保全という立場から、本町では地元施行の水田畦畔舗装事業に対し、生コンの材料支給を全域にわたって実施しており、棚田の持つ水源涵養の機能効果 を大いに発揮しているところである。

景観:本地域は、町内でも特に棚田景観と調和のとれた地域であり、地域の上方には古くから霊験の山として人々に親しまれている虚空蔵山がそびえ、毎年多くの登山客が訪れており、最近地元新聞紙で報じられたところである。

棚 田 の 概 況 枚 数 80 枚 水 源 河川
事業導入 法面構造 石積
開発起源 近代(明治〜昭和20年)
営 農 の 状 況 対象農家数 15   戸 10a当収量 420 kg/10a
戸当り営農規模 0.4 ha/戸        6 枚/戸
高付加価値農業 特になし。
特記事項の有無 なし。



●大中尾棚田(長崎市)


基 礎 諸 元 平均勾配 団地面積
1/20 6.5 ha



維持・保全・利活用状況
町の農業振興地域整備計画において、本棚田は町内の水稲作の中心地帯として位 置づけ、積極的に営農活動を推進している。本地域においては棚田保全に、耕作者で組織された水路管理組合が積極的に取り組んでおり、用水路の維持管理・補修をはじめ、年数回の用水路清掃や沿線の除草等を行っている。今後は基盤整備の推進により保全管理の省力化を図るとともに、地域全体で保全対策を実践していく住民の組織化を呼びかけ、農地の賃貸の斡旋や遊休農地の管理と、景観作物等の導入による利活用を推進し、営農を基本とした棚田の保全を図りたい。

推薦項目  景観     伝統文化の維持保全
推薦理由 国土の保全:本棚田は外海町の中心部の上流にあり、洪水調節の保水機能は、下流の住民や農地等に大きな影響を持っている。

景観:大中尾地区を中心とする棚田地域は、石積等の貴重な農村景観を残す地域である。

棚 田 の 概 況 枚 数 300 枚 水 源 河川
事業導入 法面構造 石積
開発起源 近世(戦国〜江戸時代)
営 農 の 状 況 対象農家数 20  戸 10a当収量 400 kg/10a
戸当り営農規模 0.3 ha/戸        15 枚/戸
高付加価値農業 特になし。
特記事項の有無 なし。



●谷水(南有馬町)


基 礎 諸 元 平均勾配 団地面積
1/5 4.5 ha



維持・保全・利活用状況
本棚田は、地元の白木野地区を中心に耕作されており、営農意欲は高く水稲を中心に、裏作として馬鈴薯等を作付けされており、耕作放棄地は比較的少ない地区である。

推薦項目  景観     景観
推薦理由 国土の保全:本地域周辺は地滑り地帯であるが、耕作後の営農管理が日常的に行われており、災害の未然防止に大きな役割を果 たしている。

景観:畦畔の石垣等の人工美が、周辺の山と良く調和して、秀逸な景観を醸し出している。

棚 田 の 概 況 枚 数 230 枚 水 源 ため池
事業導入 法面構造 石積
開発起源 近代(明治〜昭和20年)
営 農 の 状 況 対象農家数 17   戸 10a当収量 455 kg/10a
戸当り営農規模 0.3 ha/戸        13 枚/戸
高付加価値農業 特になし。
特記事項の有無 なし。


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