水密コンクリートと水セメント比(農業集落排水施設設計指針の内容一部変更)


農業集落排水事業諸基準等作成全国検討委員会
(社)日本農業集落排水協会



 農業集落排水事業諸基準等作成全国検討委員会が編集し、(社)日本農業集落排水協会が発行している農業集落排水施設設計指針(平成14年度改訂版)について、平成15年4月1日(火)より以下のとおり改訂としますので、よろしく取り計らい方々お願いします。



 農業集落排水施設設計指針P148 「3.材料 (1)コンクリート」


3.材料
(1) コンクリート
 コンクリートの設計基準強度、スランプ等については施工性も考慮し、原則として次表を標準とする。また、水密コンクリート構造物についての水セメント比は55%以下を標準とする。
 (注)ただし、部材厚が大きくなると水密性は確保できるが、マスコンクリートのひび割れに対する配慮が必要であるため、この場合には水セメント比を5%程度 水密性について必要な照査を行った結果、水密性が確保されている場合には水セメント比を55%以下より大きくしてもよい。
 (注)平成14年度改訂版当初は(注)以降「ただし、…… 大きくしてもよい。」については加筆が落ちておりました。そのため、見えけし前の表現が正しいもので、そのことは正誤表に記載しておりました。